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【アロマはウイルスに効果がない!?】
アロマと加湿器の正しい使い方
2021.10.27
今年は、インフルエンザと新型コロナウイルスを考えた感染対策が必要。
とくに気温と湿度がキーポイント。
ウイルスの拡散率を下げるための気温と湿度は?
気温23~26℃
湿度50~60%
に設定しましょう!
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コロナ対策にサーキュレーター
暖房を使うことで、室内が乾燥し感染リスクも高まります。
最適な対策は、窓をあけて換気をすること!
家族だけの場合、1時間に2回。
お客様がいる場合、常時換気。
さらに、サーキュレーターを2台用意します。
1台は外向き、1台は天井向きで空気の流れを作りましょう!
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加湿器にアロマを使ったトラブル
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□アロマオイルの原液を、水にたらして使っていませんか?
![](https://www.jmaa-levert.com/admin/wp-content/uploads/2021/10/3361971_s2-e1635324155308.jpg)
□エタノールとアロマオイルを混ぜて、使っていませんか?
実はこれ、間違いなのです。
加湿器にアロマを直接いれてはいけない理由
・アロマオイル(精油)と水は混ざらない!
・アロマオイルの特徴は水より軽いので、水にたらしても上に浮く!
アロマとエタノールを混ぜてはいけない理由
・エタノールとアロマオイルを混ぜると成分が全てエステルに変化する!
つまり、本来持っているアロマオイルの有効成分が無くなり、
すべて強い香りになります。
例えば、
抗菌作用を含んでいるアロマオイルは、抗菌作用がなくなる
ということです。
アロマと加湿器の正しい使い方
バスオイル(乳化剤)とアロマオイル(精油)を混ぜたものを、水にたらしましょう。
そうすることで、アロマオイル(精油)と水は混ざり、均等に噴霧されます。
アロマで抗菌対策?間違った認識
次に、アロマオイルを選ぶ基準の1つとして
今は、感染対策が人気のようです。
その場合、抗菌作用を含んだものということになります。
しかし、その抗菌作用の認識も間違ったものが広まっています。
抗菌作用は世界共通認識のフェノール係数で決められています。
フェノール係数とは
石炭酸(フェノール)という物質を1とした時に、何倍の抗菌力があるか?
と数値化したものです。
つまり、フェノール係数値の高い方が、抗菌力が高いということになります。
代表的な抗菌作用のあるアロマオイルをご紹介
室内抗菌に適したアロマオイルがわかります
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アロマは抗菌作用はあるが、抗ウイルス作用はない!
室内の抗菌として使えるものは、
『パルマローザ』ということになります。
しかし、抗菌といっても、抗ウイルスとは違います。
よって、アロマオイルには抗ウイルス作用はありません。
菌類とウイルスは別物です!
加湿器におすすめのアロマ
もし加湿器にアロマオイルを入れる場合は
抗菌が目的なら『パルマローザ』
それ以外はリラクゼーションを目的とし、
『好きな香り』を選ぶと良いです。
残念ながら、「喉のうるおいに良い」とか「ウイルスの繁殖が軽減する」
といった薬理作用はありません。
![](https://www.jmaa-levert.com/admin/wp-content/uploads/2021/10/3039610_s.jpg)
詳しく知りたい方
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抗菌作用の強い精油は何?
なんでメディカルアロマでは、エタノールを使ってはいけないの?